慶長小判の価値はどのくらい?売る際のポイントも解説

慶長小判の価値はどのくらい?売る際のポイントも解説

自宅の蔵や倉庫などから小判が出てきたという方も多いのではないでしょうか。
小判のなかでも、金の含有量が多い慶長小判は価値が高い小判といわれています。

この記事では、慶長小判の種類・価値や売る際のポイントを詳しく解説します。
慶長小判の価値を知りたい方や売ろうと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

慶長小判とは

慶長小判とは、江戸時代初期にあたる慶長6年に発行された小判です。
西暦では1601年の頃であり、徳川家康が天下統一をした時期に発行された小判として、重要な小判とされています。

額面は当時の一両であり、「壱両」と刻印されており、他には金を鋳造する金座の責任者である「後藤庄三郎光次」、花押も打刻されているのが見た目の特徴です。

通用停止が宣言された1698年まで約90年以上流通しており、前期・中期・後期に分けられると考えられています。
前期・中期と後期の割合は7対3とされ、前期・中期に多く鋳造されたことがわかります。

慶長小判の種類と価値

慶長小判と一口に言っても、種類はさまざまです。
種類別にに特徴や価値を確認し、持っている慶長小判をチェックしてみましょう。

  • 駿河墨書小判
  • 武蔵墨書小判
  • 慶長古鋳小判
  • 慶長一分判
  • 慶長二分判
  • 八両判
  • 額一分判
  • 丸一分判

駿河墨書小判

駿河墨書小判は、大判サイズで楕円形の形が特徴です。
1595年に鋳造されたという説があるものの、その真意は不明となっています。
価値は約100万円以上といわれており、もし所持していれば高価買取の可能性が高いです。

武蔵墨書小判

武蔵墨書小判は駿河墨書小判と同じく、1595年に鋳造された小判といわれています。
慶長小判のもととなった小判ともいわれているのが特徴です。
こちらも価値が高く、約100万円以上の価格を期待できます。

慶長古鋳小判

慶長古鋳小判は、江戸時代で始めて流通した小判です。
表面に細かい凹型が入っているのが特徴で、長小判といわれることもあります。
希少価値や重要な位置づけの小判であることから、こちらも約100万円以上の価値が付けられている小判です。

慶長一分判

慶長一分判は、慶長小判の量目を4分の1にした小判です。
小判の中央には「分一」と刻印されています。
約10万円から50万円の価値があるとされており、ご紹介した3枚には劣るものの、高価買取を期待できるでしょう。

慶長二分判

慶長二分判は、慶長小判の量目を2分の1にした小判です。
表面には、「貮分」という打刻されています。
こちらは現存しているかわかっておらず、価値は不明です。

八両判

八両判という名前は、一両である慶長小判の8倍の重さがあることが由来となっています。
サイズが大きく、大判ほどのサイズがあるのが特徴です。
こちらも現存しているか確かではなく、価値は明確になっていません。

額一分判

額一分判は、長方形の小判です。
こちらは現存が確認されており、約100~200万円という高い価値が付けられています。

丸一分判

丸一分判は、その名の通り円形の小判です。
慶長二分判と八両判と同じく、現存不確定であり、価値は付けられていません。

慶長小判を売る際のポイント

慶長小判を売る際のポイント

慶長小判の価値を知った上で、売る際のポイントも詳しく見ていきましょう。
ポイントをおさえれば、より高い価格で売れる可能性が高くなります。
3つのポイントをチェックしていきましょう。

  • そのままの状態で売る
  • 鑑定書を揃えて売る
  • 買取店を比較する

そのままの状態で売る

買取サービスを利用する際の前提として、きれいにしてから売る方が良いと考えている方が多いでしょう。
他の品物であれば、きれいにするのがベターですが、小判についてはそのままの状態で売ることが大切です。

小判は骨董品としての価値があり、きれいにすることによって当時の印象から遠ざかってしまい、買取価格が下がるリスクがあります。
磨いたり、洗浄したりすることなく、そのままの状態で売りましょう

鑑定書を揃えて売る

小判の価値を証明するためには、鑑定書を揃えておく必要があります。
名称や重量、特徴などが明記されるので、正しい情報をもとに査定してもらえるのがメリットです。

鑑定書がないと買取価格が下がる場合もあるので、捨てずに保管しておくようにしましょう。

買取店を比較する

同じ慶長小判でも買取店によって、買取価格に差が出る場合があります。
サービスも店舗によって異なるので、はじめから1社に決めず買取店を比較しましょう。

買取価格やサービスを比較し、納得できる価格やサービスを提供している買取店を選ぶのがポイントです。

まとめ

慶長小判は、江戸時代初期の慶長に発行された小判です。
いくつかの種類があり、価値の高いもので100万円以上の価値が付けられています。

所持している慶長小判を売る際は、そのままの状態で売る、鑑定書を揃える、買取店を比較するといったポイントが重要です。
慶長小判の価値を正しく理解したうえで、買取を検討してみましょう。

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